2016年5月6日(金)、2泊3日の名古屋遠征の最後は名古屋市熱田区にある『あつた蓬莱軒 本店』へ。

こちらは明治6年創業の老舗で、名古屋名物ひつまぶし発祥のお店と言われています。
名古屋市内に4店舗を構えており、今回で本店と支店を合わせて4回目の訪問になりなります。
開店1時間前の10時半に到着して、私が駐車場に停めている間に妻に受付をしてきて貰うと11時に案内できるとのこと。
ここは行列店でさらにゴールデンウィークだから数時間待ちも覚悟していたのでなんだか拍子抜け。
しかも、通常の開店時間よりも早い案内。
先ほど朝食をとったばかりでもう昼食という感じだけど、まぁ待たされるよりはいいか。
車の中で時間を潰し、案内通り11時に入店できました。

建物は老舗旅館のような佇まいの2階建で180席と広く、案内されたのは2階の一角にある座敷。
部屋に入った際にはお客さんがいなくて静かだったけど、後客が続いてすぐに席が埋まり賑やかになりました。

メニューは名物のひつまぶし以外にも鰻丼、白焼き、うまき、うざくなどのうなぎを使った料理や、刺身、天婦羅、会席料理と色々あります。
でも、注文したのは私も妻もお目当てのひつまぶしのみ。
うまきやうざくにも惹かれるけど、お酒が飲みたくなっちゃうから、我慢我慢。
ひつまぶしは思ったよりも早く、注文してから10分ほどで運ばれてきました。

■ひつまぶし 3,600円(税込)
ひつまぶしには薬味、出汁、お吸い物、漬物が付いてきます。

栃の木をくり抜いたお櫃の蓋を開けるとご飯が見えないくらい細かく刻まれたうなぎの蒲焼きがぎっしりと敷きつめられていて、香ばしい香りがフワッと広がります。

薬味は刻みのり、おろしわさび、刻みねぎ。

お吸い物は鞠麩と湯葉が入っていて、湯葉には「蓬」の字の焼印。

漬け物は奈良漬け、白菜の浅漬け、大根のさくら漬け。

それでは、メニューに載っている食べ方に倣っていただきますか。
まずはお櫃の中のうなぎとご飯をしゃもじで十文字に切り、四等分にします。

一膳目は4等分にしたうなぎとご飯の一塊りをお茶碗によそい、そのままでいただきます。
こちらの蒲焼きは関東のように蒸してから焼くのではなく、 蒸さずに焼いたもの。
だから表面はパリッと中はふっくらしていてとても香ばしく、関東風とは違う味わいです。
そして、創業以来継ぎ足しの秘伝のタレは、甘過ぎず辛過ぎずのちょうどいい塩梅。
やや固めに炊かれたご飯にもにもしっかりと染みていて箸が進みます。

二膳目は先ほどと同じようにうなぎとご飯の一塊りをお茶碗によそったら、その上に薬味をのせていただきます。
薬味の風味がうなぎとタレを引き立て、さっぱりとした味わいに。
一膳目とは大分印象が変わります。

三膳目は二膳目と同じように薬味をのせたら、さらにそこにおだしをかけてお茶漬けにしていただきます。
おだしはあっさりとした鰹風味で、これだけで飲んでも十分に美味しいもの。
おだしにタレが混ざりこれがまた合うんですよね~。
さらっと流し込むように入っていきます。

最後の四膳目は「一番お気に入りのお召し上がり方で」と書いてあり、私も妻も二膳目と同じ薬味をのせる食べ方で。
この食べ方がやはり一番好きだな。
うな重もいいけど、ひつまぶしは一度で3通りの食べ方を楽しめるのがいいよね。
2泊3日の名古屋遠征の最後を締めくくるに相応しい料理で、とても満足しました。
さて、これから大須の『天むす千寿 本店』に寄って夕食用に天むすを買って帰るとしますか。
ごちそうさまでした。
店名:あつた蓬莱軒 本店
住所:愛知県名古屋市熱田区神戸町503
電話:052-671-8686
※ホームページはこちら。

こちらは明治6年創業の老舗で、名古屋名物ひつまぶし発祥のお店と言われています。
名古屋市内に4店舗を構えており、今回で本店と支店を合わせて4回目の訪問になりなります。
開店1時間前の10時半に到着して、私が駐車場に停めている間に妻に受付をしてきて貰うと11時に案内できるとのこと。
ここは行列店でさらにゴールデンウィークだから数時間待ちも覚悟していたのでなんだか拍子抜け。
しかも、通常の開店時間よりも早い案内。
先ほど朝食をとったばかりでもう昼食という感じだけど、まぁ待たされるよりはいいか。
車の中で時間を潰し、案内通り11時に入店できました。

建物は老舗旅館のような佇まいの2階建で180席と広く、案内されたのは2階の一角にある座敷。
部屋に入った際にはお客さんがいなくて静かだったけど、後客が続いてすぐに席が埋まり賑やかになりました。

メニューは名物のひつまぶし以外にも鰻丼、白焼き、うまき、うざくなどのうなぎを使った料理や、刺身、天婦羅、会席料理と色々あります。
でも、注文したのは私も妻もお目当てのひつまぶしのみ。
うまきやうざくにも惹かれるけど、お酒が飲みたくなっちゃうから、我慢我慢。
ひつまぶしは思ったよりも早く、注文してから10分ほどで運ばれてきました。

■ひつまぶし 3,600円(税込)
ひつまぶしには薬味、出汁、お吸い物、漬物が付いてきます。

栃の木をくり抜いたお櫃の蓋を開けるとご飯が見えないくらい細かく刻まれたうなぎの蒲焼きがぎっしりと敷きつめられていて、香ばしい香りがフワッと広がります。

薬味は刻みのり、おろしわさび、刻みねぎ。

お吸い物は鞠麩と湯葉が入っていて、湯葉には「蓬」の字の焼印。

漬け物は奈良漬け、白菜の浅漬け、大根のさくら漬け。

それでは、メニューに載っている食べ方に倣っていただきますか。
まずはお櫃の中のうなぎとご飯をしゃもじで十文字に切り、四等分にします。

一膳目は4等分にしたうなぎとご飯の一塊りをお茶碗によそい、そのままでいただきます。
こちらの蒲焼きは関東のように蒸してから焼くのではなく、 蒸さずに焼いたもの。
だから表面はパリッと中はふっくらしていてとても香ばしく、関東風とは違う味わいです。
そして、創業以来継ぎ足しの秘伝のタレは、甘過ぎず辛過ぎずのちょうどいい塩梅。
やや固めに炊かれたご飯にもにもしっかりと染みていて箸が進みます。

二膳目は先ほどと同じようにうなぎとご飯の一塊りをお茶碗によそったら、その上に薬味をのせていただきます。
薬味の風味がうなぎとタレを引き立て、さっぱりとした味わいに。
一膳目とは大分印象が変わります。

三膳目は二膳目と同じように薬味をのせたら、さらにそこにおだしをかけてお茶漬けにしていただきます。
おだしはあっさりとした鰹風味で、これだけで飲んでも十分に美味しいもの。
おだしにタレが混ざりこれがまた合うんですよね~。
さらっと流し込むように入っていきます。

最後の四膳目は「一番お気に入りのお召し上がり方で」と書いてあり、私も妻も二膳目と同じ薬味をのせる食べ方で。
この食べ方がやはり一番好きだな。
うな重もいいけど、ひつまぶしは一度で3通りの食べ方を楽しめるのがいいよね。
2泊3日の名古屋遠征の最後を締めくくるに相応しい料理で、とても満足しました。
さて、これから大須の『天むす千寿 本店』に寄って夕食用に天むすを買って帰るとしますか。
ごちそうさまでした。
店名:あつた蓬莱軒 本店
住所:愛知県名古屋市熱田区神戸町503
電話:052-671-8686
※ホームページはこちら。