2019年10月21日(月)、長期休暇も明日で終わってしまうので、本日は宿題店の新規開拓をすることにしました。
1軒目は車で店の前を通る度に気になっていた浅草の『おにぎり浅草宿六』へ。
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昭和29年創業の東京で一番古いおにぎり専門店だそうです。

開店時間40分前の10時50分に到着したら一番乗り。
平日に来た甲斐がありました。
定刻よりも少し早く開店したのですが、開店と同時に並んでいた人達で満席となり、一巡目で入れなかった人達が何人かいました。

店内はカウンターに8席と4人掛けのテーブルが2卓。
カウンターに設けられたショーケースにはおにぎりの具材がずらりと並び、壁にはお品書きの札が掛かっていて、まるで寿司店のような雰囲気です。
厨房には三代目が立っていますが、夜は二代目であるお母さんが立っているそうです。
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おにぎりは梅干やさけなどの定番ものから、葉唐辛子や塩辛など珍しいものまで17種類あります。

注文したのはさけといくらと豆腐の味噌汁です。

おにぎりは注文を受けてから握っています。
羽釜で炊いたご飯を木枠の型に詰め、具材をのせたら型から外し、手に塩をつけて軽く握り、海苔で包んで完成です。
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■お好きな二個(さけ・いくら)と豆腐の味噌汁  1,110円(税別)
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おにぎりは小ぶりで、片方の海苔がピッと立っています。
海苔は江戸前を使用しているそう。
ご飯に接している部分はしっとり、立たせている部分はパリパリの食感で、海苔の風味がフワっと広がります。
お米は三代目が毎年食べ比べして産地と品種を決めているそう。
しっとり、ふっくらと炊けていて、口に入れた瞬間にフワッとほぐれます。
ほどよい塩加減で、お米の甘みが引き立っていますね。
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さけは大きめにほぐされた切り身がたっぷり入っています。
しっとりした食感で、塩気は控えめ。
さけの優しい甘みがいいですね。
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いくらは鮮やかなオレンジ色をしており、たっぷり入っています。
粒がしっかりしていて、噛むとプチッと弾け、塩味と甘味が広がります。
さすが680円もするだけあって上等ないくらですね。
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味噌汁は豆腐の入った赤だし。
ほどよい塩加減で、出汁が効いています。

長年の宿題店だった『おにぎり浅草宿六』のおにぎりをようやく食べることが出来ましたが、とても上品な味わいで満足しました。
さけもいくらも良かったけど、お米の味を楽しならさけかな。
あと、このサイズなら3個食べられたかも。
また来たいけど、土曜はもっと混んでいるから二の足踏んじゃいそう。

ごちそうさまでした。

店名:おにぎり浅草宿六
住所:東京都台東区浅草3-9-10
電話:03-3874-1615

※ホームページはこちら。