2018年12月29日（土）の昼食は、押上にあるお気に入りのカレー店『スパイスカフェ』へ。


夜営業は予約制のコース料理のみで、昼営業は水曜・木曜・金曜のみなのですが、年末年始の土曜・日曜は昼も営業するとの情報を得て訪問。

開店30分前の11時に到着して一番乗り。
開店時で後客が10人くらいと、以前の土曜・日曜も昼営業していた頃と比べると並びが少ないですね。
今日昼営業していることがあまり周知されていなかったのかな。

ランチメニューはカレー１種と２種のみで、どちらも副菜４種とライス、ミニデザート、ミニドリンクが付いています。

カレーは黒板に書かれた本日のカレーの中から選べて、この日はラッサム、チキン、エビ、ラムキーマ、サンバル、カキの６種。
ミニドリンクはホットかアイスの珈琲か紅茶が選べます。

注文したのはラムキーマとカキの２種。
ミニドリンクはホット珈琲をチョイス。
６、７分でカレーが提供されました。

■カレー２種（ラムキーマ＆カキ） 1,400円＋200円（税込）

カレー２種はカレーソースとライスが別皿で提供され、ライスには副菜４種が添えられています。

ラムキーマカレーは前回初めて食べて気に入ったカレーです。
キーマカレーにしては汁気が多めで、ソースはやや赤みを帯びた茶色をしており、サラサラ。
その中に粗挽きのラムがたっぷり入っていて、パクチー、赤玉ねぎ、生姜が乗っています。
ラムは歯応えがあって、旨みが濃厚。
辛さは控えめながら花椒のピリッとした痺れを感じます。
そこに、パクチー、赤玉ねぎ、生姜の風味が加わり、爽やか。
オイリーなのにくどさは感じません。

カキカレーは以前から冬期限定メニューとしてあったけど、食べるのは今回が初めて。
ソースはラムキーマカレーと同じくやや赤みを帯びた茶色をしており、サラサラ。
具はカキとミニトマトが入っていて、大葉が別添えされています。
カキの旨みがふんだんに感じられ、煮込まれた玉ねぎの甘味とバターのコクがあり、鰹出汁が効いていて和を感じます。
スパイス感は控えめでマイルド。
煮込まれたミニトマトの酸味がこれがまた合っています。
カキはふっくらしていてとてもジューシー。
他のカレー の200円増しだけど、４粒も入っているので、お得だと思います。
店員さんに勧められた通り大葉をライスに乗せて食べると、これがまた合いますね。

副菜はダルカレー、小松菜アチャール、アルマサラ、あと何だか分からないものが一つ。
シャリシャリした食感がするからココナッツが入っているのかな？
甘めでスリランカ料理の一品みたい。
これらの副菜の塩味や甘味、苦味がいい箸休めになり、カレーをかけて食べるとこれがまたいい味変になります。

ライスは固めに炊いた日本米。
どっちのカレーにもよく合っています。
量は多めですが、カレー２種と副菜があるので、これくらいはないと足りません。

食後のミニデザートはマンゴームースでした。
ふわっとした口当たりで、絶妙な甘さ加減です。
ミニデザートはマンゴームースが出てくる確率が高いけど、ここのマンゴームースは美味しいから飽きません。

ミニドリンクの珈琲はその名の通り小さなカップに入っています。
濃くて、苦味強めで、口の中がスッキリします。

今回初めて食べたカキカレーだけど、何で今まで食べなかったんだろうと悔やむくらい気に入りました！
カキカレーを選んで良かったな。
シーズン中にまた来て、ラムキーマカレーと合わせて食べたいです。

ごちそうさまでした。

店名：スパイスカフェ
住所：東京都墨田区文花1-6-10
電話：03-3613-4020

※ホームページはこちら。