2018年12月23日(日)の夕食は、有楽町の『バンゲラズキッチン』へ。
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今年1月にオープンした新店ながら、日本初のマンガロール料理専門店とのことで、話題になっていて気になっていたんですよね。
マンガロールとはインド南西部のカルナータカ州にある港町で、魚料理が豊富でインドでも美食の街と知られているそうです。

お店は銀座インズ2の2階にあります。

『TOHOシネマズ日比谷』で『ボヘミアン・ラプソディ』を見た後、妻と一緒に寄りました。

到着したのは21時過ぎ。
運良く1卓だけ空いていたので待たずに入店できました。

店内はテーブル20席とカウンター5席とそれほど広くはありません。
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メニューは50種類以上もあって、聞き慣れないものも多いですね。
マンガロールではグレイビー(ソース)のあるカレーをガッシと呼ぶそうで、ガッシだけでもコリ(チキン)、バタテバタネ(ジャガイモとグリーンピースの)、マナガツオ、カジキマグロ、サーモン、カサゴ、さば、ロブスター、ジェンジ(カニ)、イェッティ(エビ)、マルワイ(二枚貝)と11種もあります。
マンガロールなら魚介だろうと言うことで、さばとイエッティを選択。
ライスはここの名物で竹筒に入ったビリヤニにしようと思って見ると、ビリヤニもマナガツオ、カジキマグロ、イェッティ(エビ)、コリ(チキン)、マトン、テッティ(卵)、ベジタブルと7種類もあります。
ガッシと具が被らないようにカジキマグロを選択。
あとサンバルを注文しました。
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注文前にサービスのスパイスティー?が出て来たのですが、これがかなりあっさりとした薄味。
仄かにスパイスが香るお湯といった感じですね。
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■サンバル 530円(税別)

サンバルは豆とカボチャ、ナス、トマトなどが入っていますが、カボチャが多いですね。
タマリンドとスパイスで煮込んでいるらしく、スパイシーでほどよい辛さ。
豆などの野菜由来の旨みも感じられます。
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■マンガロールガッシ(さば) 1,550円(税別)

さばのマンガロールガッシは小ぶりのさばが一尾丸ごと入っています。
ココナッツベースでまろやかですが、トマトやヨーグルトのような酸味も感じます。
タンドリーチキンのソースに味が似ているかも。
魚が入っているカレーは珍しいけど、小骨を取るのが面倒だな。
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■マンガロールガッシ(イエッティ) 1,570円(税別)

イェッティのマンガロールガッシのはエビが入っています。
さばとは皿が違うけどカレーソースのベースは同じなのかな?
エビの旨みが出ていて、程よく塩気も感じられます。
エビが新鮮でプリップリですね。
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■マンガロールビリヤニ(カジキマグロ) 1,820円(税別)

カジキマグロのマンガロールビリヤニは竹筒に入っていて映えますね。
現地で竹筒を使っている訳ではなく、日本向けにアレンジしたそうです。
せっかくですが、金属製の皿に中身をひっくり返し、混ぜ合わせてからいただきます。
バスマティライスをカジキマグロ、カシューナッツなどの具材とスパイスとともに炊き込んだのもです。
お米は粘り気が少なくパラパラしていて、しっとした舌触り。
スパイスが優しく効いた薄味で、カジキマグロの旨味がお米に移っていますね。
添えられたライタをかけると酸味が加わっていい感じ。
これはかなり美味いな!
ボリュームがあって二人で分けても物足りなさは感じません。
と言うか、食べ過ぎた。
次回はマンガロールビリヤニとサンバルだけでいいかな。
もしくは今日は車だったからお酒を飲めなかったけど、飲みながらマンガロールのオードブルをつまむというのもいいかも。

ごちそうさまでした。

店名:バンゲラズキッチン(Bangera's Kitchen)
住所:東京都中央区銀座西2-2 銀座インズ2 2階
電話:03-3561-5516

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