2016年5月30日（月）は、『永坂更科 布屋太兵衛 新宿地下鉄ビル店』へ。

外出先から会社に戻るのに新宿駅乗り換えだったので、２年ぶりに寄りました。

ここは、小田急百貨店の地下１階『メトロ食堂街』の一角にあるのでアクセスの便が良く、また、立ち食いコーナーが併設されているのでサッと食べるにも重宝します。

『永坂更科 布屋太兵衛』と言えば、麻布十番に本店を構え、関東を中心に23店を展開する老舗そば店ですが、恐らく立ち食いコーナーが併設されているのはここだけだと思います。
店舗は手前側が立ち食いコーナー、壁を隔てた奥側がテーブル席のある造りになっていて、メニューや値段が違います。
でも、厨房は同じで蕎麦と汁も同じだそうです。

ちょうどお昼時に到着したのですがタイミングが良かったみたいで、10人分ほどの立ち食いコーナーに先客３人と空いていました。

メニューはそばのみで、肉天、春菊天、イカ天、きつね、山菜みぞれ、月見、わかめ、肉天もり、春菊天もり、イカ天もり、ざる（生卵付）、大ざるの12種類。
そして、大ざるが730円、あとはすべて一律750円とシンプルで、立ち食いそばにしては高めの価格設定になっています。

私のお気に入りはここの名物である肉天そばで、新宿地下鉄ビル店の立ち食いコーナーにしかない限定メニュー。
今回も迷わず肉天そばを注文し、１分ほどで提供されました。

■肉天そば 750円（税込）

麺は細くも太くもない、中くらいの太さ。
色は白ではなく薄茶で、恐らく二八かな。
しなやかで柔らかい口当たり。
そして、そばの風味をほのかに感じます。
さすが、その辺の立ち食いそば屋の麺とは違います。

汁は鰹節が効いた濃厚な風味。
色は濃いけど見た目ほど辛くはなく、ほのかに甘みもあってまろやかです。

サイコロ状の豚肉がゴロゴロ入ったかき揚げである肉天は、厚みが３～４cmもあってボリューム満点。
作り置きですが、汁が温かいこともありそれほど気になりません。
また、衣の油と豚肉の旨味が徐々に汁に溶け出して、コクと旨味が増すのがいいんですよねー。
だから、肉天を楽しむなら肉天もりよりも肉天そばだと思います。

久々の肉天そばに満足しました。

ごちそうさまでした。

店名：永坂更科 布屋太兵衛 新宿地下鉄ビル店 【閉店】
住所：東京都新宿区西新宿1-1-2 地下鉄ビル地下１階
電話：03-3344-0497

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