2017年9月30日(土)の夕食は、赤羽の『山雄亭』へ。
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ここは王子の『らーめんえんや』の店主が、今年1月にオープンさせた高級志向のラーメン屋。

7ヶ月ぶり、2回目の訪問になります。

17時半に入店すると私と妻の他にお客さんはおらず、空いていました。

店内は寿司屋か割烹料理屋のような高級感溢れる造り。
白木のカウンターに12席が配され、ゆったりとした空間が広がっています。
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メニューは醤油らぁ麺、塩らぁ麺、醤油和風出汁らぁ麺、つけ麺(塩)、つけ麺(醤油)、冷やし塩らぁ麺に加えてご飯ものやおつまみもあります。
基本の醤油らぁ麺が千円からと高級路線です。

注文したのは前回と同じ醤油らぁ麺。
7、8分ほどで提供されました。
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■醤油らぁ麺 1,000円(税込)
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スープは澄んだ琥珀色で、表面には鶏油がキラキラと輝いています。
卓上にあった説明書きによると、さつま地鶏の丸鶏と鶏ガラ、はかた地鶏の鶏ガラの動物系出汁に、鰹、宗田ガツオ、鯖の本枯節、羅臼昆布など数種類の魚介系出汁を加え、醤油ダレを合わせたものだそう。
見た目通り醤油ダレが効いていて、やや甘めでまろやかな口当たり。
それから鶏と魚介の旨味が優しくじんわりと広がり、後味には鶏油のコク。
上品で深みのあるスープです。
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麺は細ストレート。
4種の国産小麦をブレンドした自家製麺とのこと。
しなやかでツルツルとした滑らかな啜り心地で、歯切れがいい。
小麦の風味が豊かでスープの持ち上げもよく、スープとの相性は抜群です。
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具はチャーシュー2種と筍、焼葱、刻み青ねぎが入っています。

チャーシューは豚肩ロース1枚と鶏モモが1枚。
前回は豚肩ロース1枚と豚トロが1枚だったけど、豚トロが鶏モモに変更になったみたい。

豚肩ロースは低温調理のしっとりとした仕上がり。
薄い味付けで、肉自体の旨味を活かしています。

鶏モモはジューシーで柔らかい。
脂身が甘いですね。

筍は柔らかくて、ほのかに酸味があります。

基本のラーメンが千円からという価格設定は他店よりも高いけど、上質な材料を使っているみたいだし、高級感のある内装や上品な食器などがラーメンとマッチしていて、こういうコンセプトのラーメン屋があっても良いと思います。

ただし、銀座とかならいいけど赤羽の街にはマッチしていないと思うんですよね。

ごちそうさまでした。

店名:山雄亭(さんゆうてい)【閉店】
住所:東京都北区赤羽西1-4-15
電話:03-6454-3387