2017年4月29日(土)は、秩父の羊山公園で見頃の芝桜を見た後、『麺屋たつみ 喜心』へ。
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『麺屋たつみ 喜心』は西武秩父駅ではなく秩父駅の近くにあり、羊山公園からだと歩くにはちょっと遠そうだったので、タクシーで移動。

12時過ぎに到着するとちょうど満席でしたが、7、8分ほどの待ち時間で着席できました。

店内は厨房を囲むL字形のカウンターに10席と、窓際のカウンターに4席ある造り。
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メニューはレギュラーメニューの節そばとつけめんの他に曜日限定メニューがあり、この日はたんめんと辛辛たんめんでした。

ここは初訪で、予備知識もあまりなかったので、券売機左上の基本メニューと思われる節そばを注文。

調理に時間が掛かるようで、提供まで10分強待ちました。
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■節そば 740円(税込)
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スープは茶濁しており、表面には魚粉が少し浮いているのが見て取れます。
お店の説明によると、鶏ガラ、丸鶏、モミジ、鶏皮を炊いた鶏白湯と、カツオ節、アジ節、イカ煮干しなどの魚介ダシを合わせた鶏白湯魚介に、醤油ダレを加えたものだそう。
魚介の風味が前面に出ていますが、ベースには鶏の優しい旨味も感じられ、味に厚みがありますね。
ほどよい塩加減で、クドさもなく、円やかで飲みやすいスープです。
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麺は自家製の中太ストレート麺。
後から知りましたが、麺はサンドイッチのような三層構造になっていて、上下の層にうどん粉を、真ん中の層に強力粉を使用しているとのこと。
モッチリしていて、伸びやかなコシがあります。
小麦の甘味もあっていい麺ですね。
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具はチャーシュー1枚、メンマ3本、海苔1枚、白髪ねぎ、刻み青ねぎが入っています。

チャーシューは厚切りのバラ肉を炙ったもので、香ばしくて甘味があります。

メンマは極太の材木タイプで、ゴリゴリとした歯応えが楽しいですね。

鶏白湯魚介スープは珍しいものではないけど、他店よりも頭一つ抜けている感がありました。
観光ついでにくらいの気持ちで寄ったお店だったけど、これはヒットでしたね。

ごちそうさまでした。

店名:麺屋たつみ 喜心
住所:埼玉県秩父市宮側町19-1
電話:0494-24-6683