2016年12月29日(木)は、神田の『塩生姜らー麺専門店 MANNISH』へ。
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こちらは『MANNISH』というダイニングバーを昼のみ間借りして営業しているラーメン屋。
オープンしたのは今年の3月7日とまだ新しいお店です。

Twitterでこちらをよく目にして気になっていたので、今回初めて訪れてみました。

お店は狭い階段を下りた地下1階にあり、12時半に入店するとカウンター7席のみの狭い店内は満席で3人待ち。
昨日が仕事納めだった会社が多いだろうから、これくらいの混雑で済んだんだろうな。
店員は男性の店主と女性の助手の2名体制で、10分くらいで座れました。
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メニューは塩生姜らー麺と塩生姜つけ麺があり、それぞれに味玉入り、肉増し、肉玉入り、大盛りがあります。
加えて、スタンプカードのスタンプを5個以上集めた人向けに限定メニューがあり、今回の限定は豆腐らー麺と豆腐つけ麺でした。

注文したのは塩生姜らー麺で、待つこと5分ほどで提供。
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■塩生姜らー麺 750円(税込)
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スープは澄んだ淡い黄金色。
表面には香味油がキラキラと輝いています。
口を付けると熱々。
出汁は鶏100%とのことで、あっさりとしていながらも鶏の旨味がじわじわと来ます。
生姜は国産を使用し、出汁と一緒に炊くのではなく、すりおろしたものを丼の底に沈殿させているそうです。
初っ端から生姜の風味がガツンと来ますが、カウンター上の説明書きにある通り、途中で底の方からかき混ぜると生姜の風味が強まります。
香味油には生姜が使われ、卓上には生姜酢が用意されており、生姜に対する店主の思い入れが伝わってきますね。
塩ダレはイタリアの岩塩など3種を配合したものだそうで、角がなくまろやか。
確かにこの鶏生姜スープを引き立てるには、醤油ダレではなく塩ダレなんだろうなと思いました。
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麺は中細ストレート。
麺箱があったので、『三河屋製麺』の麺を使っているようです。
やや柔らかめの茹で加減で、モチモチ感と伸びやかなコシがあります。
小麦の風味がほのかに感じられ、スープにも合っていますね。
麺量はやや多めの180グラムとのこと。
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具は鶏チャーシュー2切れと鶏挽き肉、小松菜、赤ラディッシュのスプラウト、刻みねぎ。

鶏チャーシューは皮付きのもも肉で、炊飯器で調理・保温しているのがユニーク。
しっとり柔らかく、薄い味付けで鶏肉そのものの旨味を楽しめますね。

気になっていた塩生姜らー麺ですが、なんとか年内に食すことが出来て良かった。
オリジナリティ溢れる一杯を楽しめましたよ。

ごちそうさまでした。

店名:塩生姜らー麺専門店 MANNISH
住所:東京都千代田区内神田1-9-10 光正ビル別館地下1階
電話:03-5577-6337