2016年11月29日(火)は、北浦和の『柳麺 呉田』へ。
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仕事で近くまで来たので、せっかくだから未訪店のこちらへ寄ってみました。

こちらのお店は2015年2月のオープンとまだ新しく、ムック本『TRYラーメン大賞 2015-2016』で新人賞しょう油部門3位、新人賞しお部門3位、新人賞つけ麺部門7位を受賞したラーメン屋です。

最寄りの北浦和駅からは歩いて2分ほどの線路沿いにあり、外観はイタリアンかカフェのよう。
お洒落な雰囲気の店内には11席分のL字カウンターが奥に向かって伸びています。

18時半前に到着したのですが、先客は4人と並ばずに入店できました。

メニューは梅塩らーめん、柚子らーめん、塩らーめん、醤油らーめん、ねぎ醤油らーめん、ざるつけ麺、ざるチャーシュー、鴨油とエシレバターの油そばの8種類があり、醤油らーめんを注文。

6、7分ほどで提供されました。
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■醤油らーめん 820円(税込)
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スープはサラリとした清湯の醤油。
豚と鶏、香味野菜から取った出汁に魚介系の出汁をブレンドしているそうですが、特定の素材が目立つようなことがなく、また出汁感がとても穏やか。
見た目の色ほど醤油ダレは濃くなく、意外と薄味です。
表面に薄っすらと鶏油が浮いていますが、あっさりした仕上がり。
僅かに焦がしねぎも浮いていますが、量が少ないせいか存在感が薄いですね。
とても優しく上品な味わいで、グイグイと飲みるスープです。
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麺は自家製でラーメンによって3種の麺を使い分けているそうです。
醤油らーめんの麺は中細の平打ちストレート麺を使用。
しなやかで、麺肌ツルツルのなめらかな啜り心地。
茹で加減はやわらかめで、伸びやかなコシがあります。
全粒粉入りで、小麦の風味が感じられる麺です。
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具はチャーシューとメンマ、白髪ねぎ、刻み青ねぎ、そして僅かに焦がしねぎが入っています。

チャーシューは大ぶりで薄切りな豚バラ肉が1枚。
ホロホロにやわらかく、薄い味付けだけど肉自体の旨味も抜けてしまっている感じ。

メンマは細切りで、コリコリとした歯応えの良いもの。
噛むと甘味が口の中に広がります。

チャーシューはもうちょいの出来でしたが、スープ、麺、具のそれぞれがハイレベルで、とても上品な一杯でした。
ても、私には上品過ぎたのか、何か物足りなさを感じてしまいましたね。

ごちそうさまでした。

店名:柳麺 呉田(らーめんごでん)
住所:埼玉県さいたま市浦和区常盤9-16-7
電話:048-764-8316