2014年10月30日(木)、南阿佐ヶ谷の『RAMEN CIQUE』へ。
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場所は南阿佐ヶ谷駅と荻窪駅のほぼ中間の青梅街道沿いにあります。
南阿佐ヶ谷駅の方がやや近くて徒歩7分くらいかな。
一見してラーメン屋とは分からない外観は美容室やカフェのよう。
席数はカウンターのみの6席で、厨房とソファが置かれた待合いスペースが広く取られています。
オープンは2008年2月なので、すでに丸6年が経過。
ずっと行きそびれていた宿題店で、今回ようやく訪問。

19時15分に着くと、外待ちなしの先客2人で、すんなり入店できました。
注文したのは塩ラーメンに焼きトマトと黒味玉をトッピングしたもの。
注文してすぐで出てきました。
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■塩ラーメン 730円+焼きトマト 150円+黒味玉 100円(全て税込)

キレイな面構えをしていますね。
さすが雑誌『dancyu』(2009年2月号)の表紙を飾ったラーメンだけのことはあります。
ちなみにこちらは取材拒否の店で、住所と電話番号は載っていませんでした。
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スープはお店の説明書きによると「鶏ガラを中心に7種類の香味野菜、煮干し、ムロ節、羅臼昆布などからつくった清湯スープに、モンゴル産岩塩をベースにつくる塩ダレを合わせた」ものとのこと。
透明感のある黄金色で、塩ラーメンとしては濃いめの色合い。
塩の尖った感じはまったくなく、まろやか。
あっさりながらも、ほんのりと旨味があって滋味深い。
どの食材も突出することなく、バランス良く一体化している感じです。
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麺は中細のややウェーブがかかったもの。
全粒粉入りで小麦粉の風味が感じられます。
やや芯を残して茹でていて、もちっとした噛み応え。
スープとの相性もいいですね。
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具はチャーシュー、メンマ、白髪ネギ、ほうれん草、お麩、のり、焼きトマト、黒味玉で、白・赤・緑と色合いが実にいい。
焼きトマトはオーブンでローストすることで甘みが増しています。
レンゲに載せてスープと一緒に食べると、どこかイタリアンっぽい。
麺に絡めて食べてもいいですね。
ユニークなトッピングですが、ラーメンに良く合っています。
黒味玉は醤油で控えめに味付けされた半熟玉子。
黄身はかなり柔らかく、半分に割るとトロリと流れ出てきます。
チャーシューは薄くスライスされた豚肩ロース。
箸で持ち上げるとホロッと崩れる柔らかさ。
メンマは細切りでコリコリとした食感。
お麩はスープを吸ってフワフワ。

こちらの塩ラーメンはオリジナリティがあって、とても美味しかったです。

ごちそうさまでした。

店名:RAMEN CIQUE(ラーメン チキュウ)
住所:東京都杉並区阿佐谷南3-10-8
電話:03-6383-3492