2019年8月15 日(木)、2泊3日の鹿児島旅行最終日に鹿児島市の繁華街・天文館にある『うなぎの末よし』へ。
20190815_101
桜島を観光した後、帰りの飛行機の出発まで時間があったので、天文館をブラブラしていたら、Facebookを見た友人からメールが来て「鹿児島にいるなら『うなぎの末よし』に行った方がいいよ」と勧められたので訪問しました。

鹿児島でうなぎは思い浮かばなかったけど、そう言えば鹿児島のうなぎの養殖場を取材していたテレビ番組が鹿児島はうなぎの水揚げ量が日本一だと言っていたっけな。

お店は1階と2階に席があり、合わせて約80席もあるようです。
入店したのは16時でしたが、案内された1階は半分くらいの席が埋まっていました。 
20190815_102
メニューはうな重、うな丼、蒲焼、白焼、肝串焼き、肝味噌汁、御飯、漬物とシンプル。
うな重、うな丼、蒲焼は松・竹・梅があり、うなぎの量が異なります。

いつもならうな重にするところですが、ここのうな重は蒲焼とご飯が2段の重箱に別々に入っているとのこと。
私はご飯の上に蒲焼が乗っている方が好きなのでうな丼の松を注文し、妻はうな重の松を注文。
15分ほどで提供されました。
20190815_103
■うな丼(松) 2,760円(税込)

うな丼(松)は、丼によそわれたご飯の上に蒲焼が2切れ乗っていて、ご飯の中に蒲焼が2切れ隠れています。
20190815_104
■うな重(松) 2,760円(税込)

妻が選んだうな重(松)は、重箱の1段目に蒲焼が4切れ入っていて、2段目にご飯が入っています。

うな丼とうな重では盛り付け方の違いの他にタレの濃さも違い、うな丼は薄く、うな重は濃くしているとのこと。
20190815_105
丼が大きいので2切れの蒲焼ではご飯を覆い尽くせず、隙間が広く空いてしまい見た目的にちょっと寂しいな。
しかも、その2切れのサイズに大差があってどうもバランスが悪い。
20190815_106
うなぎは鹿児島県の大隅産を使用。
一度蒸してから備長炭で焼き上げた蒲焼だそう。
しっかり焼き目が入っていますね。
20190815_107
表面はパリッと、中はふっくらとした食感。
香ばしい匂いが鼻を抜け、程よい脂の乗った旨みが口の中に広がります。
タレは少し甘めの薄味で、あっさり。
妻のうな重を味見したのですが、確かにうな重のタレは濃いですね。
20190815_108
うな丼(松)は食べ進むと、ご飯の中に隠れていた蒲焼が現れます。
所謂「間蒸し」というやつですね。
ご飯で蒸されて、ご飯の上に乗っていた蒲焼よりも気持ちふっくらして柔らかいかな。

ご飯には薄い色のタレがたっぷり掛かっているけど薄味なのでクドくありません。
タレのかかったご飯がいいね。
20190815_109
漬物は大根。
さっぱりとして箸休めにピッタリです。
20190815_110
そして珍しいのが一緒に付いてくる汁物が吸い物いではなくて味噌汁なこと。
肝入りの麦味噌仕立てで、まろやかな甘みとコクがあります。

初見は失礼ながら見映えの悪いうな丼だなと思ったけど、味はとても良かったです。
しかも産地のためか、一尾分のうなぎを使っていてこのお値段は安いですね。
おかげさまで美味しいうな丼で旅行を締めることが出来ました。
ここを勧めてくれた友人に感謝です。

ごちそうさまでした。

店名:うなぎの末よし
住所:鹿児島県鹿児島市東千石町14-10
電話:099-222-1525

※ホームページはこちら